インコ類のクチバシが伸びすぎた場合ー削る必要性ー

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インコ類のクチバシが伸びすぎた場合ー削る必要性ー
鳥さん、特にインコ系の鳥さんは、
クチバシが食べる時に重要な役割を果たします。
そして、クチバシは爪のようなもので、伸び続けています。
でも、普段は、少しずつ削れていくので変わらないように見えます。
ところが生まれつき歪んでいたり、感染(ウイルス・細菌・カビ・寄生虫など)、
肝疾患、ホルモン異常、栄養不足、栄養過多、外傷、などにより
一部過長したり、時には折れたりします。
そして、意外に伸びるのは早いのです。
例えばこの子はゲージをかじっているうちにヒビが入って、食欲の落ちた子です。
この場合はレジンなどを使って補強して、
食べれる状態にしてクチバシが伸びるのを待ちます。
人の爪が折れた時の対処と似てますね。
余分なクチバシを削り、レジンで補強し、綺麗にトリミングした後です。
このままクチバシが伸びるのを待ち、最終的に割れている部分が無くなるまで、
少しずつレジンごと削ります。
また、この子は原因ははっきりしませんがクチバシが伸び過ぎです。
一度歪んだクチバシは、なかなか元に戻りませんので、
定期的にクチバシを削る事になります。
クチバシは爪みたいなものだとお話しました。
それを時々、御家庭で爪切りなどを用いて切る方がいらっしゃるのですが、
やめて下さい。m(_ _)m
運良く綺麗に切れると良いのですが、怪我したり縦割れしてしまうと大変です。
出血(なかなか止まりません)、ご飯食べれない、クチバシの歪み、
など、生命に関わってきます。
早急に動物病院にかかる必要があります。
誤解というか認識が「クチバシは爪と似ている」
のは正しいのですが、
「爪と同じように切れば良い」という事は大きな間違いです。
クチバシの形がおかしいかなと思ったら、必ず病院で確認してもらって下さい。
問題は深いかもしれません。
短くする必要がある場合にも単純に切るのではなく機械で削るようにします。
鳥さんの性格や状態によっては、検査や鎮静も必要になります。
くれぐれも安易に切ろうと思わないで下さい。
Amateru
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