猫の犬歯はよく折れる 0467-83-9398 営業時間/ (午前診療)9:00-12:00 (午後診療)15:00-18:00(夜間診療)19:00-21:00 予約診療のみ。※日曜日の午後の診療は院長不在・犬猫以外診療は不可定休日 / 水曜
大体、4割くらいの老猫さんで、特に野良猫さんの場合には
犬歯の破折、欠損が見られます。
左右両方の犬歯が無くなっているという子も珍しくありません。
犬歯の生えていた根本が膨むのが特徴です。
飼っている子の歯をちょっとチェックしてみてください。
抜けた歯の歯肉が膨らんだり歯肉に口内炎のようなものが見えませんか?
見えたら要注意です。
この画像の子は、クシャミと歯肉炎のようなものがある
とのことで来院されましたが、
実際は歯が折れて残った部分が腐ったために、
感染が骨を超えて歯肉にまで及んだ結果でした。
上の写真のように、残った歯はぐずぐずで、
感染は鼻腔まで及んでいます。
そのせいでクシャミ・鼻水が出ていました。
抜歯し、腐食・肥大した骨を削って縫合しました。
ネコは口内炎が注目されがちですが、
意外に犬歯の歯周病が多く、ケンカによる破折も多くあります。
見た目もわかりづらく、進行してから気が付くことが多々あります。
これ、けっこう痛いはずなんです。
実際、治療後におとなしくなったと言われることが多いのです。
認識の薄い盲点的だけれども、多発する病気と言えます。
お気を付けください。
Amateru
電話番号 0467-83-9398
住所 〒253-0072 神奈川県茅ヶ崎市今宿585
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